神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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沖縄知事選から学ぶべき、保革共闘という課題
私事でガサガサしてブログをサボっている間も、世の中はめまぐるしく回っており、台風まで何度もやって来ています。
台風も災難も、まず沖縄から被害が始まります。
台風のお陰で長い暇ができたので、ずっと気になっていた沖縄知事選について考えました。

沖縄 台風

私の愛読するブログの中に、特に敬愛する2つのブログがあります。
沖縄知事選に立候補している翁長雄志氏の声明に関して、その2つのブログ上で相対立した意見が載せられており、しばらくは困惑しておりました。

高名な経済学者でありオピニオンリーダーである方のブログでは、翁長雄志氏が辺野古の埋立申請承認を「撤回または取消」することが必要不可欠であることを強調し、それを宣言しない翁長氏への不信感を露わにしています。そして、埋立申請承認の「撤回または取消」の下に、他候補を立ててでも再結集すべしと唱えています。

一方個人的に存じ上げている大阪の方のブログでは、埋立申請承認を「撤回または取消」することが辺野古米軍基地建設を阻止する十分条件で無いことなどで、上記ブロガーの意見に同意できず、現状では翁長雄志氏を支持することを優先した方がいいとの見解です。

今回の沖縄知事選の戦い方をどう捉えるかということは、旧保守と旧革新がこれからどう共闘できるかという点で重要であり、私も強い関心を持って見ておりました。
先日遅まきながら、文字だけで読んでいた翁長雄志氏の記者会見を録画で見て、私の中でどちらの意見に賛同するかがはっきりしました。
( 私がどう思おうが、全く何の影響もありませんが・・・残念ながら。 )

翁長雄志氏の言葉は心に響きました。私は翁長雄志氏の現実的な戦い方に賛同します。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

(翁長雄志氏の記者会見の一部=主旨を変えない範囲で修整加筆あり)

読売新聞カイヤ氏:
移設計画に反対はしたけれど、政府に強行されて造らせてしまうという結論になりかねない現状で、絶対に造らせないという事を有権者に担保していく事を、選挙戦の前に具体的にきちっと明記されていくとお考えでしょうか。

翁長雄志氏:
あなたはマスコミだからそれでよろしいかと思うんですが、普通の人がそういう質問をするとね、大変失礼だなと思うんですよ。

日本政府とアメリカ政府を相手にね、沖縄は69年間闘ってきたんですよ。10万人集会も何回もやったんですよ。県41市町村長、41市町村議長、みんなそろってだめですよと言っても、日本政府もアメリカ政府も一顧だにしないですよ。
こういう政府を相手にね、具体的に何も成果が見えなかったらね、あんた責任に負えないんじゃないんですか、などと私たちにいうのはね。(傲慢で失礼じゃないですか。)

あなたがそういう反対は難しいという考え方を持っているんならば、こういうことも考えられるんじゃないでしょうかとか、こうすると日本政府もちょっと折れ曲がるんじゃないかという話を提案してもらえば少しはいいんですが。(それも無く、有権者への担保を迫るのはどうかと思う。)

とっても厳しい中を、僕らは穴を開けてね、そしてみんなでね、力で阻止しようとしてやっている。いまこれだけの人間がね、価値観を持ちながら来てますので、必ずね、相談をしていい形でやっていける。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

読売新聞記者の悪意が感じられる質問で、翁長雄志氏も怒りで興奮気味であり、言葉のつながりが不明な所があったのですが、私なりに解釈しました。

経済学者のブログではこの部分を捉えて、読売新聞の質問は適切であり、翁長雄志氏側が異様な反応をしたと書かれてありましたが、私はそうは感じませんでした。
私も翁長氏同様、読売記者の質問に怒りを感じました。

沖縄の闘争の歴史を少しでも学んだものならば、知事が反対の声明を表示しただけで政府の方針を跳ね返せる事などできないことは、分かり切った話だと思います。
知事が反対の宣言をするということは、それからの長い反対闘争のスタートの合図にはなるが、決してゴールにたどり着いたことにはならない。
読売の記者はそれを知ってて悪意で質問したのか、知らずにした無能者かどちらかでしょう。
ただ、高名な学者ブロガーが、埋立申請承認の「撤回または取消」を担保することに固執するのは少々理解しにくいところです。それに、同じテーマで連続して書いているのは、このブロガーにしては珍しく、何故か今回はいつもより気合いが入り過ぎているなあと感じてもいます。

私は本土の人間として、今回の沖縄知事選を、政権交代への道筋の単なる1つの通過点として捉えていました。沖縄で頑張ってもらって、自公政権を追い落とす1つの大きな契機になって欲しいぐらいに考えていました。
考えればこれも失礼なことで、沖縄にとって今回の知事選の取り組み方は、これまでの沖縄の在り方を続けるのか、新しい沖縄に生まれ変わる出発点になれるのかの、大事な分岐点だと意識しているように思えます。
その大事な知事選で、翁長雄志氏という候補は、米軍、日本政府、利権に群がる国会議員・地方議員・内外企業、経済優先の県民に取り囲まれる中で、その集団と闘って勝つためなんとかこぎ着けた初めての保革連合候補なのだと思います。

私は翁長雄志氏が、どれだけ信頼できる方か詳しくは知りません。
しかし、この沖縄の方々の知恵と努力の結晶で生まれた候補を、沖縄県外の人は軽い気持ちで批判の対象にしてはいけないと思っています。
そして、私はこの沖縄の皆さんの選択を信頼します。

その上、代替の革新候補として巷間言われている喜納昌吉氏では、翁長雄志氏の代わりにはなりません。歌手としては素晴らしいし、行動力のある人だとは思いますが、政治家には向いていない人だと思います。まして、この日本で1番難しい県の県知事を務めるのは到底無理でしょう。とにかく、選挙で勝てる見込みが全く無いのは、代替候補者として致命的な欠陥です。

私は沖縄の皆さんの良識を期待して、応援しながら結果を待ちたいと思っています。
勝利=即基地撤廃にもならないし、敗北=全てあきらめ、にもならないと思います。
どのような結果になろうとも、その後の米軍基地撤廃に向けて、日本の独立に向けて、微々たる力ですが協働したいと思っています。

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