神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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この夏、地方議会に局地豪雨が多発

今年の夏、各地域の地方議会に集中豪雨が降り荒れた。
いつもはまったりとしている地方議会に、こんなに注目が集まった年も少ないと思う。

まず、今年6月に起きた東京都議会のセクハラ野次事件。
東京都議会議員の自民党会派の面々が、女性議員をからかって無邪気に野次を飛ばした。
日本の首都にある都議会議員が品性下劣なおじさん達だということが、全国津々浦々に知れ渡る。
そして、大騒ぎになったあと、1人に全責任を押しつけて逃げ回る他の自民党議員の醜い姿には、
憎悪感と共に絶望感さえ感じられる風景なり。

西のチャンピオン・大阪府議会も負けてはいない。
8月に府政与党である大阪維新が、このままでは自分たちの政策が通らないと分かると、
禁断のあの手この手を使い、議会を開かせないという暴挙に出た。
議会制民主主義を正面から足蹴にするなど、さすが維新にしか出来ない必殺の荒技なり。

この混乱の少し前、同じく大阪維新の中からLINE議員が出現。
女子中学生を中心に、LINEで熱心に選挙活動(?)。
私も中学生の塾生と欠席やら遅刻の連絡で、一部LINEを活用しているが、
この議員のLINEの使い方では、少女達に「キモ~イおじさん」扱いされても仕方なし。

少し前には大阪の隣の兵庫県で、自称「西宮維新の会」実際は無所属の大号泣議員。
小遣いをちょろまかした事がばれそうになると、突如号泣して会見場を凍り付かせた。
YOU TUBEの映像が大人気になるほど、全国を爆笑と嘲りの渦に巻き込んだ。
精神鑑定が必要そうな人間が議員の中に混じっているのは、はなはだ深刻な問題なり。
また、号泣議員以外にも「小遣いちょろまかし議員」が少なからず居るらしいとのこと。
おそらくこれは、兵庫だけでなく全国的な問題であると誰でも推察できる模様。

お次は瀬戸内海を渡って、愛媛県八幡浜市の拳銃マニア議員。
改造拳銃や違法なモデルガンを所持していたとして、検察庁に書類送検された。
還暦を過ぎて62歳になっても、好きなものは我慢できない幼さが哀れなり。

もっと年上で、愛知県稲沢市のおじいさん議員の事件。
昨年10月に中国広東省広州市の白雲空港で、覚醒剤の運び屋として逮捕された。
その裁判の初公判が今月あったわけだが、下手な言い逃れは不可能な状況。
麻薬売買に絡むのは、中国では死刑もありえるほどの重大犯罪である。
どういう経緯で市会議員が麻薬の運び屋になったか、不可思議な世界なり。

ちょこっと地方議員の数を調べてみた。
(2013年12月31日現在)
都道府県議会議員定数は2,735人
市区町村議会議員定数31,741人 合計で34,476人

これだけいれば、変な奴が少しぐらい居るのは仕方なかろう。
そういう声があるかもしれないが、おそらくこれは氷山の一角。
市民が本気になって調べれば、山ほど有害議員・不要議員が見つかるのは必定。
私のこれまでのわずかな市民運動の経験でも、まともな議員はほんのわずかだった。
今回これほど不祥事が発覚したということは、もっと劣化しているものと思われる。

ついでに、投票率も調べてみた。
市町村議員選の投票率 昭和26年 91%(ピーク)→ 平成23年 50%
都道府県議選の投票率 昭和26年 83%(ピーク)→ 平成23年 48%

敗戦後の民主主義選挙に対する歓喜の熱は、すっかり薄れてしまっていた。
彼らお騒がせ議員は、議員である前に人間としても「こらあかんわ。」という御仁達である。
これらの議員を誕生させた大きな原因は、市民の無関心と無責任だとしか思えない。
せめて、まともな人を議員に選んでほしい。これは、ささやかだが切なる願いだ。

日本地図
いよいよ、来年の春には統一地方選。
私の生まれる10年も前、1938年イギリスの学者ジェームズ・ブライスはこう言った。
「地方自治は民主主義の学校である。」
しかし、国政に大きな関心を持っている人でも、地方選に関心の少ない人が結構多い。
地方分権を唱える「生活の党」など、地方選にはほとんど参加できていない。
地方選挙を戦う力なくして、全国選挙では戦えない。
今は無理かもしれないが、これからの大きな課題であると思う。
地方自治の学校で学んだ議員が、素晴らしい国会議員に成長する可能性も大いにある。
取りあえずはバラバラでも、地方の良質な議員を見つけ応援しなければならないと思う。

幸い地方の首長で、応援するべき若い政治家も現れている。
1人は、集団的自衛権の行使に異を唱えた三重県松阪市の山中光茂市長。
もう1人は、冤罪で警察・検察と戦う岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長。
他にもきっと居るに違いない。
地方自治体を改革するには、首長だけでなく議会の支持も必要だ。
これまでのような、改革首長の足を引っ張るだけの議会では存在意義はない。

夢想家と言われようが、首長・議会・市民とがそれぞれ手を取り合う自治体を頭に描いている。
そして、江戸時代の藩のように、地方分権が実現することも願っている。
生きている間には叶わないかもしれないが、願わねば実現はない。
とにかく、これまで以上に地方選挙に関心を寄せねばと思っている、夏の終わりである。

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