神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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絶滅危惧品種:全国の地方議会
東は、お下品なセクハラ野次と、その後の姑息な隠蔽作戦によって、
西は、吉本のどんな芸人でも真似の出来ない、西宮市議の醜悪な泣き芸によって、
地方議会にかつてないほどの注目と嘲笑が集まっている。
きっかけは恥ずかしいものだが、これまで誰も関心がなく期待されてもいなかった地方議会に、
たくさんの有権者の関心が集まるのはいいことだ。

地方議会不要論の声もよく耳にする。
実際、利権に走る議員だの、改革派の首長の足を引っ張る議会だの、ネガティブなニュースには事欠かないが、
住民の幸福のために働いた議会の話は、ほとんど聞いたことがない。

私も2度、神戸市議会議員と行動を共にしたことがある。
1度目は、環境問題で1つの施設の「建設反対運動」に参加したときだ。
その時の体験では、居住区選出の議員の中で誠実に話を聞いてくれたのは、共産党の議員だけであった。
他の議員は討論会に嫌々参加しているようで、中には企業側に立って足を引っ張る議員もいた。
中でも印象深かったのは、公明党の議員はまるで透明人間のように存在感が無かったことである。
彼らは、自分の支援宗教団体に関わらないことは、まるで関心がないようだった。

2番目は、阪神淡路大震災後に「神戸空港建設反対」の署名運動に参加したときだ。
署名活動に参加した議員は、共産党・新社会党・無所属革新派だった。
署名運動としては大きく盛り上がり、「住民投票」を要請できる筆数を集めて賛否を議会に諮ったが、
自民・公明など多数の保守派によって、ものの見事に否決されてしまった。
結果として、赤字でどうしようもないガラガラの空港が、今でも飛行機を飛ばし続けている。

「神戸市議会は、神戸市民の願いなどこれっぽっちも汲もうとしない。」
「神戸市議会は、神戸市民に必要なものではなく、反対に邪魔なものである。」
ほとんどの仲間が、その時以来そう感じている。

また、その時の体験から、地方議員には大きく分けて4つ種族があると思った。
1.誠実に市民のために活動している、本当の議員。残念ながら少ない。
2.利権のために議会に寄生している政治屋議員。いわゆる、古参のボス議員とその家来達。  
自民党の議員はほとんどこれだ。
3.自分の地方選挙と親分の国政選挙の時だけ働き、後は何もしないしできない無能な給料泥棒。
  特に労働組合や圧力団体からの派遣議員。
4.宗教団体からの出張議員。主義主張など無く、支援団体の利益のためだけに動くロボット議員。

1から4まで、この議員達は仕事内容や能力に関係なく、全て高給取りである。
おまけに、明細の要らない出張費などの経費もくれる。
さすが、消費税増税など要らないはずの金持ち国家日本だ。

ことほど左様に、地方議会は完全に疲弊している。費用対効果で言えば明らかに無駄である。
だが私は、地方議会を廃止しろとまでは思わない。
来たるべく地方自治が基本になる時代に備えて、今はボロボロでも形は残す必要があると思う。
徐々に変えるか、政権交代で一気に変えるか、とにかく変えていくしかしようがないだろう。

私が個人的に思い描くのは、ボランティア議員である。
議員で居続けることを職業にするのではなく、過去現在いろいろな職業を持ち、いろいろな立場にある人達が、様々な問題を議論するためにボランティアとして集まる議会であってほしいと思っている。
例えば、政治を目指す学生であったり、退職した会社役員であったり、NPOの代表であったり、子育てから手が離れた主婦であったり、時間が自由な自営業者であったり、これまでいろいろな経験をした人や、未来に夢を持って取り組もうとしている人達が集まる場であってほしいと思う。

報酬は、議会出席ごとに1万円でもいいし、生活保障並みの給料でもいいし、報酬は少ない代わりに必要な経費は透明にしてしっかり出す。そんな制度であってほしい。
とにかく、金と利権のために議員になる輩は排除して、収入は多くないが市民のために働きたいという人が集まってほしい。
そして、個人の報酬が少なくなった分、人数は2倍3倍になってもよいと思う。多少議会進行の効率が悪くなっても、できるだけたくさん集まって、侃々諤々(かんかんがくがく)市民の幸福のために延々話し合うべきだ。また、人数の多い方が利権や団体の利益のために働くことが難しくなるであろう。

現状の地方議会を嘆いている私だが、それども最近いいニュースを見た。
安倍晋三の「集団的自衛権」に反対する意見書を、多くの地方議会が議決したことだ。
これらの議会に、感謝の気持ちを込めてエールを送る。がんばってくれて、ありがとう。
我が神戸市がこのリストに入っていないのは、どういうことだ。
「非核三原則を守って、核の非所有を証明しない船は神戸港に入れない。」
そう宣言した凛とした信念は、もう無くしてしまったのか。情けない。

「地方議会は要らない。」という声に、誇りを持って立ち向かうためにも、
全国の地方議会がこの「集団的自衛権反対」という動きに続いてほしい。

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