神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



プロフィール

日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



FC2カウンター



リンク



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



憲法9条は、まだ世界遺産にはなれない
今日は憲法記念日である。
日本国憲法の3つの理念、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重を、私は誇りに思っている。
特に第9条は、世界に冠たる日本人の宝だと思っている。
しかし、この日を迎えても何か素直には慶べない。

私が生まれたときから、この憲法はあった。
私が今まで生き続けている間も、この憲法はあり続けた。
しかし、私にとってこの憲法は身近なものではなかった。
この憲法のためには何もしてこなかった。
ただありがたいものとして横にあっただけだ。

日本国憲法は、国のあり方を定め、世界に宣言し、為政者を制するものだ。
憲法はそこに条文が書いてあるだけでは生かされない。
憲法に則して日々努力する国民の姿があって、初めて評価されるものであると思う。

憲法の第9条を世界遺産にという、運動があるように聞く。
それは無理だ。今のような状況では、憲法9条は世界遺産にはなれない。
安倍晋三が首相であり、憲法9条改悪を狙う自民党が与党であり、憲法を蔑ろにしている情勢では、
後ろめたくてとても世界遺産に申請できない。
国内外のおびただしい犠牲者の上に碑のように立った、第9条という奇跡の平和憲法に対して、今の私たちは恥ずかしくて顔向けができない。

憲法9条を世界遺産にすることによって、平和運動のエネルギーにしようという考えもあるが、それは逆だと思う。
私たちが憲法9条を積極的に実現しようとした成果に、またはその延長線上に、世界遺産登録という結果がついてくるのだと思う。

今私たちが本気で憲法9条を守りたいと思うならば、中途半端では無理だと思う。
「自衛隊は専守防衛で認めるけど、集団自衛権は行使しないからいいでしょ。」とか、技術論で振り回されて右往左往していては、いつか独裁的な指導者が現れて、根こそぎ憲法解釈でもって戦争に連れて行かれてしまう。
戦争好きな人たちはそれでいいだろう。悲惨な現場を味わってくればいい。
だが、私は戦争で人を殺しに行くのは、絶対に嫌だ。ほとんどの人は、そうだと思う。


私たち日本人は、先の戦争の結果によって軍備を持たないと世界に宣言して外交に復帰した。
だから、国際紛争は全て話し合い外交で行う。従って軍備は必要としない。
最大限の外交努力をして、それでも解決できない場合でも、決して戦争はしない。
私たちの憲法の崇高な理念のためには、万が一の場合自らの犠牲をもいとわない。

これくらいの覚悟がなくては、憲法9条は決して護れない。
戦争の悲惨さを想像できない貧困な精神で、あるいは他人に戦ってもらって、自分は犠牲になりたくないという人任せの甘っちょろい世界観では、日本の平和は護れない。
戦争を知らない平和ぼけ国家の憲法記念日に、自省を込めてこう思った。


スポンサーサイト


コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://kobebackstreet.blog.fc2.com/tb.php/61-7ef4431c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)