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神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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映画「タクシー運転手」で38年前の韓国を見た
あわや見逃しそうになっていて、どうしても見たかった映画を見た。
韓国映画「タクシー運転手」です。



やはり、重たかった。つらかった。
日本人の自分でさえこうなのだから、
ワタクシと同世代の韓国の人はどんな思いでこの映画を見たのだろうか、
想像がつかない。

描かれているのは、
1980年5月に起きた「光州事件」。
軍事独裁政権に抗議する光州市の一般人に対して行われた、
国軍兵士による無差別虐殺事件です。
このときワタクシは30過ぎ、
韓国の政治情勢にとても関心を持っており、
岩波書店の雑誌「世界」で連載されていた「韓国からの通信」を読み続けていました。

韓国からの通信

それは1973年5月号から1988年3月号にかけて連載され、
戒厳令下の緊迫する韓国の政情,民主化を求める知識人の動き,そして民衆の声を、
命がけで発信する報告でした。
そして、韓国と政情に深く関心を持っていたこの時期のワタクシに、
1973年に日本で起きた「金大中拉致事件」とこの「光州事件」は、
忘れられない強い衝撃を与えました。

38年経って、この映画で再び「光州事件」ど出会った今、
再び強い衝撃を受けてしまいました。
軍事独裁政権の戒厳令に反対してデモに参加した学生達。
戒厳群弾圧の酷さに抗議するため広場に集まった一般市民。
怪我をした同朋を助けに行こうとする女性・老人・こども達。
それをめがけて冷徹な銃弾を打ち込む、国軍の空挺部隊。
バタバタと倒れていく一般市民の群れ。
そして、ドイツ人記者と彼を運ぶ運転手を逃がすため、
命をかけて散っていったタクシー運転手達。

もし、その時30過ぎのワタシが、
のんびりした日本の神戸でなく韓国の光州に生まれ落ちていたら、
同じように軍事独裁政権に、死を覚悟して対峙できたか。
軽い気持ちで群れに参加して、思いがけなく死んでしまったか。
どこかで怯えて隠れていたか、真っ先に光州から逃げていたか。
弱虫のワタクシは考えるだけで怖い。

デモ参加者は約20万人、投入された空挺部隊の総兵力数は2万5千人。
死者・行方不明者220人以上、負傷者3000人以上。

光州事件1
光州事件タクシー

野党の中心である金大中氏には、首謀者として死刑が宣告された。
後に死刑から逃れた金大中氏が大統領になるのは、1997年。
光州事件の犠牲から17年の時を経て、
ようやく韓国に民主主義の灯がともった。

朝鮮半島の融和を実現した文在寅大統領は、
光州事件経験者であり金大中の弟子にあたる存在です。
韓国には闘争の歴史と、悲惨な犠牲と、
それを乗り越えてきた国民の強い意志があります。
この映画を見た後、やはり日本の国のことを振り返ってしまいした。
日本の方が韓国より優れている点はたくさんあるけれど、
先の戦争から70余年、
アメリカの占領の下でぬくぬくと金儲けだけをしてきた日本と比べ、
韓国は戦後歴史の重みが違います。

軽い気持ちで無知をさらしながら、
「嫌韓」や「嫌中」なんて言っている人は、
これからの東アジアの歴史の動きからは取り残されていきます。
「日本最高」を煽っている政府やマスコミに踊らされている間に、
世界からこんな風に評価されています。

過去の歴史を受け入れられない国。
アメリカベッタリで外交のできない国。
回りの国と仲良くできない国。
国民を大事にしない国。
まだまだ制度が未熟で半端な民主主義国。

そう言われても、返す言葉がありません。
アジアで世界で、日本という国があることを知ってもらうため、
とにかく、首相失格の安倍晋三を降ろし、
日本の文在寅大統領をワタクシ達で産み出しましょう。

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