神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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関西電力の「迷うことなく原発を推進する所存でございます。」宣言
先日、関西電力の料金明細が郵便受けに入っていました。
前年同月の15%増しの料金てか、この冬は寒いからしょうがないなあ。
そう思ったりしていると、料金値上げのお知らせが目に入りました。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

電気料金の値上げに関するお願いについて

(前文 略)

また、一方で、原子力プラントの再稼動に向けて、原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査に真摯に対応してまいりましたが、依然として再稼動時期の目処が立っておらず、火力燃料費等の負担が著しく増加しております。
こうした状況の中、現行の電気料金水準のままでは、財務基盤の毀損は一層深刻さを増し、燃料調達や設備の保守・保全などに必要な資金調達が困難になるなど、電力の安全・安定供給に支障をきたすおそれがございます。
以上のような状況を踏まえ、お客さまには大変なご負担をおかけすることとなり、誠に申し訳ございませんが、このたび、電源構成の変動による燃料費等の変動額を電気料金に反映させる「電源構成変分認可制度」に基づき、値上げをお願いさせていただく次第でございます。
弊社といたしましては、原子力プラントが、今回申請いたしました電気料金の前提よりも早期に再稼動した場合は、電気料金の引き下げを行いたいと考えております。

(後文 略)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

簡単に言えば、こういうことですね。
「何があろうと、原発推進の方針は変えまへん。」
「それに、原発再開なら値段を下げるけど、再開できなかったら高いままでっせ。」

電力経営者集団は、フクシマ原発事故後のアレコレで確信しました。

どんな事故が起ころうと、経営者の責任は問われない。
大きな被害をもたらしても、たいして損害賠償をしなくていい。
従って会社はつぶれないので、責任を取って辞めたとしても老後は安心だ。
これだけの大騒ぎになったので、自分が生きている間は2度目の事故はないだろう。
なら、原発を止める理由など何もない。

従業員達も、フクシマ原発事故後のアレコレで確認しました。

事故が起きても、現場の責任者が逮捕されることはない。
多少損害賠償したところで、給料が減ることはない。
危険な後処理は下請けに丸投げするので、自分たちは危険から逃げられる。
責任追及される立場の人間は限られているので、とりあえず自分は大丈夫だろう。
もし責任のある立場に立たされそうになっても、辞めればすむことだ。
被害者は逃げられないが、幸いにも自分たち加害者は逃げることができる。
なら、この待遇のいい会社を離れる理由はない。
会社の上の方が原発推進で行くなら、下々の自分たちに反対など言えるはずがない。
よって自分たち一般の従業員は、後々も責任を感じる必要はない。
とにかく、次に大きな事故が起こるまで、何も考えずに言われたとおりに動くだけだ。

こうして関西では、まるで東北では何も起こらなかったかのように、
経営陣があたりまえのごとく原発推進の継続を決定し、ついでに値上げも決定しました。
そして、従業員はいつものように粛々と指示されるままにお上のご意向を文章にまとめ、
まるで東北で何も起こらなかったかのように、原発推進宣言は単なる値上げのお願いとして、
私たちの手元にやってきました。

全国の電力会社は、自民党政権下では何の憂いもなく事業が展開できそうです。
しかし、粛々と進んでいるのは何も電気事業だけではないと思います。
日本近辺の地殻は、次の大地震に備えて粛々とエネルギーを貯め込んでいます。
間違いなく近い内に地面を揺らし、いくつかの原発を揺り動かすことでしょう。

電気やエネルギーに対する私たちの思いも変わってきていると思います。
原子力に対する信頼は完全に破壊され、原発に対する恐怖が粛々と貯まってきています。
でも、原発を止めるために集まった、私たちの怒りや反発や抵抗のエネルギーは、
電力会社の生き残りを賭けた執念の強さには、今はまだ及んでいないようです。
しかし、自覚する市民が増えていけば、これからどうなるかは分かりません。

大きな災害や変化は、いつも予告無しで突然やってきます。
私も阪神淡路大震災で突然の洗礼を受けました。
地震・津波・噴火・戦争・テロ・革命、みんな想定外の日にやって来ます。
電力会社の驕りや私たちの安全は、常に昨日までのものです。
2度目3度目の原発事故が先に来るか、原発を安全に処理してしまうのが先か、
私たちは命のかかったシビアな瀬戸際にいると感じています。

事故や災害は一瞬に起きますが、脱原発の活動には長い時間が要ります。
フクシマの事故と犠牲で一旦停止をさせた原発を、永久停止に追い込むには、
自分たちの保身だけを目的に、淡々と一方通行で突き進む電力会社を止めるには、
まず市民が変わり、政治を変え・経済構造を変え・学者やマスコミを変え、
広範な社会のあり方が変わらなければならないのでしょう

とにかく、原発事故などに何の興味も持っていない最悪の総理大臣を戴いていては、
いい方向に進むはずがないのは確かです。
どうも時間はあまりなさそうだ。一刻も早く我が国のリーダーを変えなければ・・・。
それが、何より取り組まねばならない優先課題です。
一枚の値上げ通知から、つらつら考えてみた日曜日でした。


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