神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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こんな地方選挙、ほんまに どないかせんと!
「地方政治は民主主義の学校」だと言われておりますが、
どうやらこの国では、国民には学校で勉強させないつもりです。

統一地方選挙の前半戦が先頃終了しました。
私の在所である、神戸市議選と兵庫県議選の結果が出ていました。
自民わずか減少、公明そのまま、民主減少、維新が増加という結果でした。
そして、注目の投票率は、市議選 41.5%、県議選 40.5% で過去最低、
情けないことに有権者の半分にも足りません。
「今のままでええやん、無理して世の中を変える必要なんかあらへん。」
こんな考え方がものの見事に表れた、何ともわびしい結果でした。

わたしは、生まれたての地域政党「神戸志民党」の若い新人候補を応援しに行きました。
政党と候補者が信頼できると判断して、ポスター貼りなど現場の仕事を手伝いました。
志とエネルギーが溢れる候補者でしたが、少し離れた次点で当選にはなりませんでした。
党全体も、市議・県議併せて2議席という少数で、やっと現職の議席数維持でした。

国政選挙は3度ほど、地方選挙は30年前まで共産党を少し手伝ったことはあるのですが、
まだ組織が機能していない地域政党を手伝ったのは、今回が初めてです。
小さな政党の手作り選挙のお手伝いをしただけですが、このわずかな経験だけでも、
この国の地方選挙に対する考えや問題点が、少なからず分かりました。

選挙期間は、4月3日公示・12日投票、たった9日間しか選挙運動はできません。
期日前に投票をする人たちに、名前を覚えてもらう時間はありません。
家庭訪問はなし、立ち会い演説会はなし、名前を書いたビラ配りも禁止・・・。
こんな状況で、私が応援している若い政治家がどうやって名前を覚えてもらい、
自分の想いを伝えることができるのか、ほとんど不可能です。
熱心で誠実な我が候補者は、マイクで名前を連呼する騒音作戦を選ばずに、
体力に自信があるとはいえ、早朝と深夜に毎日駅で立っていました。

こんな理不尽な選挙制度は、とても民主主義先進国の制度とは言えないものです。
これだけ候補者の手足や口を不自由にするのには、必ず何か意図があります。

私の選挙区では、77歳の元自民・現維新の老政治家が悠々と当選しました。
任期満了時には80歳超えです。彼は一体何をしたいのでしょう。
市会議員というのは、単なる名誉肩書きで給料補償の稼業なのでしょう。
私が30年前の住民運動や、20年前の神戸空港の住民投票活動に参加した時も、
彼は中心議員として、住民の意志を無視する態度に徹していました。
今の制度は、こういう現職の古参議員に極端に有利になっています。

この議員だけではなく、どの地区にも何もしない老人議員がたむろしています。
市の方針と共に動く仲良し与党議員や、宗教団体囲いの何も考えないロボット議員は、
いつでも安心して当選できるけれど、新人議員はあくまで古参議員の代替わりしか認めない。
口うるさい新人はお断り。そんな仕組みができているようです。
国民を政治に対して無関心にさせて、投票しても無駄だとあきらめさせることで、
できるだけ本当の「民主主義」を機能させないようにしたい。
それが、市や県や国や安倍晋三氏の重要な方針です。

今はその方針が全国で定着しており、今回もなかなか動く気配は見つかりません。
それでも、やはり「民主主義の学校は地方政治」です。
国は大きくて重たくて、なかなか動かしにくいですが、もう少し単位の小さな、
県なら市なら町なら村なら、なんとか動かすことができるかと思えます。
志ある議員を増やし、彼らと共にまともな制度に変えていきたいと思います。

幸い、我が神戸には「神戸志民党」という、新しい地域政党ができています。
今回はまだまだ名前が浸透していなくて伸び悩みをしましたが、この小さな政党が、
神戸市内でどんどん成長して、いずれその成功例が全国に影響を与える政党になれるよう、
応援して行きたいと思っています。

まだ引き続き、統一地方選の後半戦が戦われています。
この不利な条件の下でも、頑張っていい結果を出してもらえるよう応援します。


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