神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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「国語」の金八先生、「社会」に首を突っ込んで落第点
「国語」担当の金八先生こと武田鉄矢さんが、原発という社会問題に関して説教を始め、
「社会」に不勉強なため、生徒や保護者の前で恥をさらしてしまいました。

福井地裁で高浜原発の再稼働を差し止める仮処分の命令が下りたことにふれて先生曰く、
「たとえば、私どもはテレビ局で仕事しておりますけど、テレビ局に電力を消費しないために、
 1日6時間、放送をやめるとかっていう覚悟が各局にあるかとか、そういうことまでも込み 
 で考えて『原発再稼働を認めず』というような決心をすべき。」

金八 2

何ということでしょう、原発神話を未だに信じていらっしゃいました。
ドラマで生徒達を感涙させた得意のお説教も、バラエティー番組での上から目線の蘊蓄も、
今回の原発に関する一言で、完全にこれまでの生徒達からの信頼を壊してしまいました。
あれだけ自身でも言葉の勉強を重ねて広い知識をもちながら、最重要な原発問題に関しては、
マスコミ記事を鵜呑みにしている、そこら辺のおじさん達と同じだったのです。
「国語」と同じように「社会」も真剣に学んでいれば、原発が無くなれば電気が不足するだの、
原発が1番経済効率がいいなど、ごまかしであることはすぐに分かるはずです。

今回の武田鉄矢さんの発言は、不勉強であったことに尽きます。
本物の言論人が次々とマスコミから追い出され、偽物の言論人しか見かけない今、
特にテレビ界の論客は、見るも無惨に劣化してしまいました。
武田鉄矢さんも、気がつけば自分の周りに敬意を払うほどの言論人がいなくなり、
自分自身がいっぱしの論客であると勘違いしたのでしょう。
ドラマ「金八先生」好きの私も、「赤いきつね」と「緑のたぬき」は、ほほえましく思えても、
武田鉄矢さんが金八先生風に、バラエティーで説教を垂れる姿には時折げんなりします。

金八先生は、脚本家の小山内美江子さんあっての人格です。
好むと好まざるとに関わらず、武田鉄矢さんは常に「金八先生」を背中に背負っています。
渥美清さんが「寅さん」の看板を大事に背負って、気を遣いながら日常を送っていたように、
武田鉄矢さんも、うかつに説教を垂れないように気をつけて欲しいものです。

テレビ番組で金八先生が、
「電気と共に豊かな暮らしをするためには、原発の危険性は受け入れましょう。」
こんな風に言っていたとなると、たくさんの人がそうかと思ってしまいます。
ぜひ、早急に「社会」の勉強をしていただいて、前言を撤回して修整していただくよう、
切にお願いする次第でございます。


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こんな地方選挙、ほんまに どないかせんと!
「地方政治は民主主義の学校」だと言われておりますが、
どうやらこの国では、国民には学校で勉強させないつもりです。

統一地方選挙の前半戦が先頃終了しました。
私の在所である、神戸市議選と兵庫県議選の結果が出ていました。
自民わずか減少、公明そのまま、民主減少、維新が増加という結果でした。
そして、注目の投票率は、市議選 41.5%、県議選 40.5% で過去最低、
情けないことに有権者の半分にも足りません。
「今のままでええやん、無理して世の中を変える必要なんかあらへん。」
こんな考え方がものの見事に表れた、何ともわびしい結果でした。

わたしは、生まれたての地域政党「神戸志民党」の若い新人候補を応援しに行きました。
政党と候補者が信頼できると判断して、ポスター貼りなど現場の仕事を手伝いました。
志とエネルギーが溢れる候補者でしたが、少し離れた次点で当選にはなりませんでした。
党全体も、市議・県議併せて2議席という少数で、やっと現職の議席数維持でした。

国政選挙は3度ほど、地方選挙は30年前まで共産党を少し手伝ったことはあるのですが、
まだ組織が機能していない地域政党を手伝ったのは、今回が初めてです。
小さな政党の手作り選挙のお手伝いをしただけですが、このわずかな経験だけでも、
この国の地方選挙に対する考えや問題点が、少なからず分かりました。

選挙期間は、4月3日公示・12日投票、たった9日間しか選挙運動はできません。
期日前に投票をする人たちに、名前を覚えてもらう時間はありません。
家庭訪問はなし、立ち会い演説会はなし、名前を書いたビラ配りも禁止・・・。
こんな状況で、私が応援している若い政治家がどうやって名前を覚えてもらい、
自分の想いを伝えることができるのか、ほとんど不可能です。
熱心で誠実な我が候補者は、マイクで名前を連呼する騒音作戦を選ばずに、
体力に自信があるとはいえ、早朝と深夜に毎日駅で立っていました。

こんな理不尽な選挙制度は、とても民主主義先進国の制度とは言えないものです。
これだけ候補者の手足や口を不自由にするのには、必ず何か意図があります。

私の選挙区では、77歳の元自民・現維新の老政治家が悠々と当選しました。
任期満了時には80歳超えです。彼は一体何をしたいのでしょう。
市会議員というのは、単なる名誉肩書きで給料補償の稼業なのでしょう。
私が30年前の住民運動や、20年前の神戸空港の住民投票活動に参加した時も、
彼は中心議員として、住民の意志を無視する態度に徹していました。
今の制度は、こういう現職の古参議員に極端に有利になっています。

この議員だけではなく、どの地区にも何もしない老人議員がたむろしています。
市の方針と共に動く仲良し与党議員や、宗教団体囲いの何も考えないロボット議員は、
いつでも安心して当選できるけれど、新人議員はあくまで古参議員の代替わりしか認めない。
口うるさい新人はお断り。そんな仕組みができているようです。
国民を政治に対して無関心にさせて、投票しても無駄だとあきらめさせることで、
できるだけ本当の「民主主義」を機能させないようにしたい。
それが、市や県や国や安倍晋三氏の重要な方針です。

今はその方針が全国で定着しており、今回もなかなか動く気配は見つかりません。
それでも、やはり「民主主義の学校は地方政治」です。
国は大きくて重たくて、なかなか動かしにくいですが、もう少し単位の小さな、
県なら市なら町なら村なら、なんとか動かすことができるかと思えます。
志ある議員を増やし、彼らと共にまともな制度に変えていきたいと思います。

幸い、我が神戸には「神戸志民党」という、新しい地域政党ができています。
今回はまだまだ名前が浸透していなくて伸び悩みをしましたが、この小さな政党が、
神戸市内でどんどん成長して、いずれその成功例が全国に影響を与える政党になれるよう、
応援して行きたいと思っています。

まだ引き続き、統一地方選の後半戦が戦われています。
この不利な条件の下でも、頑張っていい結果を出してもらえるよう応援します。