神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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プロフィール

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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ややこしい奴やなあ
PC遠隔操作事件がやっと落ち着いたようだ。
佐藤弁護士を初めとする弁護団のみなさんや、ビデオニュースの神保さんや、江川紹子さんや関係者のみなさん、お疲れ様でした。まだ別の形で続くようですが、これからもご苦労様です。
片山被告の自白後のそれぞれ皆さんの発信を確認して、検察やマスコミを全く信用しない私でも、やっと97%は片山被告が真犯人だと思えるようになった。あとの3%は、世の中いったい何があるか分からんという、いつもの保留分だ。

それにしても、ややこしい奴やなあ。
人格の障害らしいので、実際はかわいそうな人なのかもしれないが、世の中には心や頭に障害を持っているが故に犯してしまった犯罪は、山ほどある。被害を受けた人がいる限り、簡単に同情するわけにはいかない。それに、警察・検察・マスコミの理不尽な扱いから、被疑者を守ろうと努力したたくさんの人々を、このややこしい人は結果的に裏切った事になる。

なにより、強引な方法で被疑者を有罪にしようとした警察と検察、それに癒着して協力したマスコミを、結果オーライで救ったことになった。彼らはこれっぽっちも反省などしないであろう。まるで、オセロゲームのように、1つずつ白くしていったオセロを、一瞬にして全部黒に変えられた感がある。
それに引き替え、弁護団は潔い。仕事とは言え、ややこしい奴やからと見放すことなく、これからも別の角度から片山被告を支えると言っている。

そう言えば、理不尽に対抗して反対の運動をしたり、曲がった事に異論を唱えてたり、何かまっすぐな行動をしようとすると、いつもややこしい人が紛れ込んでくることが多い。正しい方向へ向かって一緒に歩き出したはずなのに、いつの間にか方向を変えられたり、反発して分裂させられたり、なんやかやとややこしいことが起きるようだ。

金欲や地位欲や名誉欲で動いている、1%民族は楽だ。
自分に金をもたらす人間か、利用できる人間か、邪魔にならない人間か、そんな基準で不要なものは切り捨てればいいだけの事だ。

私たち99%民族は、ややこしい人を切り捨てることなく、ややこしい問題も包み込んで、それを乗り越えて進むしかないのだろう。1歩後退しても、また2歩前進すればいい。
片山被告の自白後から、心の中がわさわさした感じだったが、やっとそう思い直している。

(外では立葵がこんなにきれいにさいている)
025.jpg



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あたりまえの仕事でありながら、私たちを勇気づけてくれた3つの出来事
お百姓さんが、安心して食べられるおいしい米や麦を育ててくれているように、
豆腐屋さんが、朝早くから身体にやさしく栄養のある豆腐を手作りしてくれているように、
大工さんが、手間がかかっても丈夫で安全な家を建ててくれているように、
町の工場で、単価は安いけど丈夫で壊れない部品を生産してくれているように、
電車の運転手さんが、乗客の安全と時間を守りながら毎日電車を走らせてくれているように、

世の中には、自分の生業に一所懸命で、誠実に仕事をする人がたくさんいる。
仕事を他人のために自分のために、きちんとやるのはあたりまえだけど、それはありがたい。
そして、今の世の中ではそれはすばらしいことだ。
3つの場所で、ちゃんと仕事をしてくれた人達がいた。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

まず、福井地裁の裁判官が、誠実な判決を出してくれた。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/syosai/50559.html

【主文】

大飯原発3、4号機を運転してはならない。

【福島原発事故】

原子力委員会委員長は福島第1原発から250キロ圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性
を検討し、チェルノブイリ事故でも同様の規模に及んだ。250キロは緊急時に想定された数字
だが過大と判断できない。

【求められる安全性】

原発の稼働は法的には電気を生み出す一手段である経済活動の自由に属し、憲法上は人格権の中核
部分よりも劣位に置かれるべきだ。自然災害や戦争以外で、この根源的な権利が極めて広範に奪わ
れる事態を招く可能性があるのは原発事故以外に想定しにくい。具体的危険性が万が一でもあれ
差し止めが認められるのは当然だ。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

沖縄県教育委員会もありがたい決定をしてくれた。
これで、八重山地区では、問題の多い育鵬社の教科書を押しつけられずにすむかもしれない。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-225750-storytopic-7.html

八重山教科書問題で竹富の単独採択決定

八重山教科書採択地区内で使用する公民教科書を統一できていない八重山教科書問題に関し、県教
育委員会(宮城奈々委員長)は21日の定例会で、東京書籍版を独自に採択・使用している竹富町
教育委員会を八重山採択地区から分離し、単独採択地区とすることを決定した。竹富町教委が単独
採択地区となることで、国が指摘する「違法状態」は解消する見通し。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ジャーナリズム魂が無くなっていた朝日新聞で、ちゃんと仕事をしている人達がいた。
阿倍さんが怒っているらしいので、会社の立場での無事を祈る。

http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html

福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明

東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、
政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。
それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約
650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射
線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場
離脱を3年以上伏せてきた。

遅ればせながら、この人達に感謝をし、エールを贈る。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

あたりまえに育ち、あたりまえに実った麦は美しい。 (兵庫県加古郡稲美町)
麦畑


「美味しんぼ」休載と、西宮冷蔵倒産の危機
やはり日本には、水戸黄門も長谷川平蔵も大岡越前守もいないらしい。半沢直樹の倍返しもないらしい。

昨日同時に、この2つのニュースを知った。
「美味しんぼ」は、ビッグコミック・スピリッツの連載を休載するとか。
西宮冷蔵は、関西電力に電気を止められそうで、倒産の危機らしい。
「美味しんぼ」の作者 雁屋哲氏は、自分で調べた事実をありのままに書いて知らせただけだ。西宮冷蔵の水谷洋一社長は、偽装の手伝いをきっぱりと断り、その事実を世間に公表しただけだ。こういった行動は、誉められこそすれ、決して責められるものではないはずだ。

ビッグコミック・スピリッツの出版元である小学館は、すぐに白旗を上げたらしい。きっと「自主規制」という得意技だろう。西宮冷蔵は、荷物を預けようという心意気のある経営者がいないくて、冷蔵庫が空っぽらしい。冷蔵業界の詳しい話は分からないが、勇気を持って内部告発をした会社を見殺しにしてしまったら、関西食品業界の恥とは思わないのだろうか。

いったいこの国はどうなっているのか。健康のためには、怒りすぎに注意しようと思った矢先に、これだ。
理不尽を目の前にして、何も力のない私たちはただ立ち尽くすだけだ。考えれば、この国でも他の国でもそして今も昔も、理不尽なことは山ほど起きていたのであろうし、これからも起きるであろう。今回もささやかな協力をした後は、怒りを静かに貯めておくしかない。
とりあえず、勧善懲悪の時代劇や、ハッピーエンドのドラマは嘘くさくて見る気がしない。

これが今の日本の事実の映像だ。上映時には水谷社長の話も聞いた。
予告編だけでもどうぞ。
www.youtube.com/watch?v=jVck0F6hovk


健康のため、怒りすぎに注意しましょう
今朝、神戸新聞を郵便受けから取り出したら、1面にデカデカと阿倍首相の満足げな顔が載っていた。
大見出しには、「首相解釈改憲提起」とある。堂々と憲法無視をやらかそうとして、国民に得意げに解説をたれていたらしい。やれやれ、朝から嫌なものを目にしてしまった。昨日の記者会見を長時間見てしまった方には、心から同情申し上げます。どうぞ心と身体の健康にお気をつけ下さい。

もう長い間、新聞の1・2面は見ていない。もともと、塾の教材として投書欄を利用するために取っている新聞だ。他に見るのは地方版の記事だけで、テレビも報道番組や情報番組は見ない。あんなものは健康に悪い。ずいぶん前はテレビに向かって怒ったりぼやいたりしていていたが、もう相手にする価値もない。

先の衆議院選挙と参議院選挙で自民+公明政権が圧勝してから、もう覚悟を決めている。
安倍首相はどうも尋常な人間ではない。署名を集めて陳情しようが、大勢でデモをしようが、他人の話を聞く気も能力も、全く持っていない。無智と幼稚さと先祖の悪霊が合体している人間に、優しすぎる一般市民が圧倒的な支持を与えたのだから、それこそ天下無敵、恐れるものなしだ。アメリカでさえ手を焼く人間に対して、我々庶民は為す術がない。

まだまだこれからも、我らが日本国総理大臣はいろいろやらかしてくれるだろう。
原発再稼働で十分怒りが頂点に達しているのに、こんなものでは収まらない。TPP締結、消費税10%にアップ、教育改悪、etc....... 、果ては、百田直樹や石破茂のように国に命を捧げる尊さを唱い、人身御供に自衛隊員の命を差し出せというのであろう。一つ一つにその都度怒りを爆発させていては、とても身が持たない。ここはまず、怒りを心の内に貯めておき、来たるべきとにに備えてふつふつと燃えたぎらせておこう。今はそう思っている。

必ず機会はやってくるはずだ。幸運な形でやってくるか、最悪の不幸な形で迫ってくるか、それは分からない。とにかく、暴走列車を止める具体的な手段が見つからない今は、動力トラブルか脱線転覆か爆発か何か機会が訪れる時までは、とりあえず健康でいようと思う今日この頃だ。
みなさん、健康と未来のため、怒りすぎに注意しましょう。
まずは手始めとして、くれぐれも阿倍さんと目を合わさないようにしましょう。




(続)話題の著作「21世紀における資本」
昨日書いた私のブログに関して、ありがたいご指摘をいただいた。
この箇所についてだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(昨日のブログ)

  今進みつつある格差は、新たに格差が生まれてきたのではなく、戦争で壊れた格差が元に戻ろう
  としているだけなのだ。言い換えれば、今の時代を生きている私たちは、経済の歴史の中で特別
  に幸せな時代を数十年生きてこれたということだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なるほど、ご指摘の通り、この表現では戦争が経済格差を解消してくれると捉えられる可能性がある。もちろん私はそんな風に思っていないし、そう表現したつもりはない。しかし、今の時代、出口に明かりが見えない社会で暮らす若者にとって、世の中の不平等を解決する手段として、戦争を待望する人が少しずつ増えてきている。今の年代間や階層間の不平等よりも、みんなが平等に不幸になる戦争の時代の方が、自分にとって生きやすいと思っているのだろう。
そういう人たちに、戦争は経済格差を壊す最良の手段であるなどと、誤解されては大変だ。未熟な表現を反省している。

私が感じて言いたかったことは、2つの大戦の後の経済格差の破壊とは、戦争という暗い悲惨な時代を生きてきた、先人達の命と不幸の代償として、偶然に残ったものだということだ。経済格差の破壊や不平等を解消するために戦争を待望するなど、あってはならない。戦争の時代は逆に、経済格差どころか命の格差までがもっとむき出しに現れる時代なのだ。
私たち戦後生まれの人間、特に私のような団塊の世代の人間は、自分の時代の平和や豊かさが、先代の命をかけた遺産であるということに気づかないできた。もう私たちは、戦争を知らないこども達として育ち、戦争を知らなくてすんだ幸福なじいさんばあさんとして、楽々死んでいくという訳にはいかない。
平和と豊かさの食い逃げは許されない。そう思って書いたつもりだった。

こんなちっぽけなブログを読んで下さり、ご指摘をいただいたことに感謝します。
言葉足らずに、もう一度反省。

それにつけても、この話題の著作の早期の日本語翻訳を心から望む。
この本は崩壊しそうな世界の経済、日本の経済を立て直すための明るい方向を照らし出してくれるかもしれない、そう期待している。そう思うと逆に、富を持つ人間達にとっては不都合な本かもしれない。
私のような未熟な表現から誤解を生む可能性があるのだから、日本語訳が出る前に英訳本を読んだ誰かが、意図的に自分たちに都合のいい解釈でこの話題作を利用するかもしれない。
そうならないよう、関係各位の皆さん、早くこの本を読ませてください。お願いします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

すみません、訂正です。

(正)第5回 オイコスの会 ←(誤)第4回
 トマ・ピケティ著『21世紀における資本』から何を学ぶか?
http://oikos2013.blog.fc2.com/blog-entry-15.html


世界の経済格差を分析した話題の著作「21世紀における資本」
経済格差の研究を専門とする、フランスの経済学者であり歴史学者であるトマ・ピケティ氏の著作、
「21世紀における資本」が、近年の経済学で最も重要な著作として世界的な話題となっているそうだ。
2013年秋にフランス語で刊行され、続いて英訳版も刊行されている。フランス語版も英語版も理解できない私にとって、日本語版の刊行が待たれるところだが、非常に興味を持っている。

堀茂樹 慶応義塾大学教授の一部の簡単な解説を聞いただけだが、それでも腑に落ちる説明があった。著者のトマ・ピケティ氏は、富の偏りの推移に着目する視点から、18世紀からの世界の20カ国における富と所得の分布の推移を分析しているそうだ。
堀茂樹教授によると、その分析結果の一部にこういう記述があるという。
「日本は20世紀初頭までは、ヨーロッパ社会と同じ格差社会であった。それ以後に格差が縮まったのは、2つの大戦でエリート達の富の大部分が破壊されたからだ。」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

(解説はここ↓)

小沢一郎代表と堀茂樹教授のちょっと硬派な対談
  Part4 「世界の中の日本を考える」

http://www.seikatsu1.jp/activity/videos/20140507ozawa-movie.html

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

つまり、今進みつつある格差は、新たに格差が生まれてきたのではなく、戦争で壊れた格差が元に戻ろうとしているだけなのだ。言い換えれば、今の時代を生きている私たちは、経済の歴史の中で特別に幸せな時代を数十年生きてこれたということだ。本来私たちが生きている資本主義社会は、格差を生じる宿命を持っているということなのだろう。富を持たざる側にいる私たちが、格差に抗う行動を常にしていなければ、常に格差は増大すると覚悟しなければならない。そういうことなのだ。

第2次大戦後生まれの私にとって、経済格差が増大していく様子は、初めて出会う苦い歴史であった。しかし、これからの経済格差との闘いは、長い長い闘いの歴史の中の1ページなのだと、ようやく今知った感がある。そして、何か腑に落ちた気がする。
やはり、これから私たちは腹を据えた長い長い闘いを強いられるだろう。
まずは、この著作を読んで学びながら、進んでいくしかない。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

(学ぶ機会はここ↓)

第4回 オイコスの会
 トマ・ピケティ著『21世紀における資本』から何を学ぶか?

http://oikos2013.blog.fc2.com/blog-entry-15.html


安倍首相の壮絶な日本破壊力
総理大臣に復帰してからの安倍晋三の乱暴狼藉は、凄まじいものがある。

一国の国民性の特徴には、正の部分と負の部分がある。
例えば、阪神淡路大震災や東北大震災で見せた日本人達の冷静さや礼儀正しさや辛抱強さは、一方で、理不尽さに抗って国や自治体に物申すことができない隷属性と、我慢をすることが美徳であると思い込んでいる気の弱さとも言える。

これまで日本は、穏やかさ真面目さ勤勉さなどできるだけ国民性の正の部分を多く輸出して、多くの国から少なからぬ信頼を得ていた。しかし今は、阿部首相のせいで負の部分ばかりをまき散らされ、世界の信用をすっかり失い三流国になろうとしている。そんな矢先のドイツ訪問である。またまた、やらかしてくれた。

◇◇◇◇◇◇◇◇

(ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」からの引用)

インタビューに応じて安倍首相は

「第二次世界大戦後のアジアとヨーロッパが直面している情勢はまったく異なる。」
「第二次世界大戦後のヨーロッパの最大の課題は統合だった。この過程でドイツは謝罪を行い、平和的 な和解が推進された。そのためにヨーロッパの一体化が実現され、ヨーロッパ連合が形成された。
 アジアとヨーロッパの情勢はまったく異なり、日本は隣国に対し補償措置について合意を得ている。」
と語った。

(引用終わり)

◇◇◇◇◇◇◇◇

これって何やねん。居直りか、ドイツを馬鹿にしてんのか。

「ドイツは謝らんとヨーロッパの仲間に入れてなかったんやから、嫌でも謝らなしょうがないやろ。
 俺ら日本はな、謝らんでもちゃんと上手いこといってるんやから、謝らんでもええねん。
 中国や韓国がガタガタ言おうが、ドイツと同じように謝るなんてできるか。」 by ABE

ドイツにもいろいろ問題はあるにしても、少なくともまっとうな方法で戦後を歩んでいる国に対して、
理解力が乏しいとしても、日本の代表が恥ずかしげもなくようこんな事が言えるな。ほんまに!

世界では、こんな代表を選んだ日本を見つめ直している。

こんな人間を首相に選ぶ日本人は馬鹿なのか。
日本は本当に民主主義国家の自覚があるのだろうか。
本気で福島は大丈夫で、原発は安全だと考えているのだろうか。
国会や司法やジャーナリズムはもう機能していないのだろうか。
国民は日本が滅びていくのを、このままじっと見ているだけなのか。

こんな目で見られている日本を、これから立て直すには大変だ。
破壊されるのは一瞬だけれど、立て直すには気の遠くなるような時間がかかる。
でも、原発の責任ある処理と、政治の立て直しは決して避けて通れない。
みんな思いばかりが募って、行動がうかばないのだろうけれど、思った以上に安倍首相の日本破壊は凄まじいものがある。
なんとか早く倒さなければと、つくづく思う連休明けである。



憲法9条は、まだ世界遺産にはなれない
今日は憲法記念日である。
日本国憲法の3つの理念、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重を、私は誇りに思っている。
特に第9条は、世界に冠たる日本人の宝だと思っている。
しかし、この日を迎えても何か素直には慶べない。

私が生まれたときから、この憲法はあった。
私が今まで生き続けている間も、この憲法はあり続けた。
しかし、私にとってこの憲法は身近なものではなかった。
この憲法のためには何もしてこなかった。
ただありがたいものとして横にあっただけだ。

日本国憲法は、国のあり方を定め、世界に宣言し、為政者を制するものだ。
憲法はそこに条文が書いてあるだけでは生かされない。
憲法に則して日々努力する国民の姿があって、初めて評価されるものであると思う。

憲法の第9条を世界遺産にという、運動があるように聞く。
それは無理だ。今のような状況では、憲法9条は世界遺産にはなれない。
安倍晋三が首相であり、憲法9条改悪を狙う自民党が与党であり、憲法を蔑ろにしている情勢では、
後ろめたくてとても世界遺産に申請できない。
国内外のおびただしい犠牲者の上に碑のように立った、第9条という奇跡の平和憲法に対して、今の私たちは恥ずかしくて顔向けができない。

憲法9条を世界遺産にすることによって、平和運動のエネルギーにしようという考えもあるが、それは逆だと思う。
私たちが憲法9条を積極的に実現しようとした成果に、またはその延長線上に、世界遺産登録という結果がついてくるのだと思う。

今私たちが本気で憲法9条を守りたいと思うならば、中途半端では無理だと思う。
「自衛隊は専守防衛で認めるけど、集団自衛権は行使しないからいいでしょ。」とか、技術論で振り回されて右往左往していては、いつか独裁的な指導者が現れて、根こそぎ憲法解釈でもって戦争に連れて行かれてしまう。
戦争好きな人たちはそれでいいだろう。悲惨な現場を味わってくればいい。
だが、私は戦争で人を殺しに行くのは、絶対に嫌だ。ほとんどの人は、そうだと思う。


私たち日本人は、先の戦争の結果によって軍備を持たないと世界に宣言して外交に復帰した。
だから、国際紛争は全て話し合い外交で行う。従って軍備は必要としない。
最大限の外交努力をして、それでも解決できない場合でも、決して戦争はしない。
私たちの憲法の崇高な理念のためには、万が一の場合自らの犠牲をもいとわない。

これくらいの覚悟がなくては、憲法9条は決して護れない。
戦争の悲惨さを想像できない貧困な精神で、あるいは他人に戦ってもらって、自分は犠牲になりたくないという人任せの甘っちょろい世界観では、日本の平和は護れない。
戦争を知らない平和ぼけ国家の憲法記念日に、自省を込めてこう思った。