神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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神戸市長選挙の哀れな投票率
私の居住地神戸市で、先日市長選が行われた。
結果は予想以上の僅差であるものの、総務省出身の元副市長がめでたく当選されました。
お決まりの自民・民主・公明3党の推薦で、まさに既得権の代表であらせられます。
このところ、毎回毎回前市長からの譲り受けで、こちらはもううんざりだ。
悪名高きこれまでの神戸市政を、少しも変えたくないのだろう。

それにつけても、驚くのは投票率の低さである。
投票率約37%、当選者の得票率約38%、
つまり、神戸市の有権者の内の、たった14%だけに選ばれた新市長である。
神戸新聞1面での、バンザイ姿の新市長が滑稽に見えてくる。
しかしよく考えてみると、このバンザイはそんなに単純な喜びではなく、
「市民の無関心を誘い低投票率にして、なんとかぎりぎり勝ち抜けることができた。」
そういう、してやったりのバンザイなのだろう。

悪政の必要十分条件は市民の無関心である。
私の居住区の新長田南地域の商店街では、住民不在の再開発のせいで、
店を開いていることもできない、閉じることもできない衰退地獄が広がる。
それでも、長田区の投票率は約35%。

神戸市全体でも、無理矢理開港した赤字空港の問題、
全く買い手が見つからない巨大な埋め立て地の問題。
さまざまな課題があっての、投票率約37%。

民主主義はもう壊れてしまっている。

少しはましな民主主義国家にしたいと思っている私達の抱える宿題は、
なんと数が多くて時間のかかることか。
それでも、生きている間に少しでも宿題に取りかからなくてはならないだろう。
ため息をつきながらそう思う、今日の昼過ぎである。


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悪魔の法律「秘密保護法」
秘密保護法案が閣議決定された。
圧倒的多数の与党で可決されるのだろう。
悔しいけど我々は手出しできない。
欲深い連中と無関心な群衆が、自民党に全権委任をしてしまったから。

為政者にとっては、喉から手が出るほど欲しかった法。
1度手に入れたら、絶対離したくない麻薬のような法。
国民を支配するのに完璧な法。
それあそうだろう。
何もかも、全ての悪事と失敗を秘密にできるのだから、
悪魔にとってこんな魅惑的な法律はない。

でも何故、戦後からこれまでの自民独占支配の中で、
この魅惑の法律が実際には成立しなかったのだろうか。
未熟な頭でとにかく考えてみるに、
この悪魔の法律を本気で成立させようとするには、
支配者の心の中に4つの条件があるのではないか、そう思う。

1.自分の欲望のためには他人がどうなろうと知った事じゃない、
  自分は選ばれた人間だと思っている傲慢な気持ち。
2.自分がどんな残酷で醜悪な事をしているのか全く理解できない愚かさと、
  絶望的な勘違いによる独りよがりの使命感。
3.今のうちに悪魔の法を作っておかないと自分たちが滅びてしまうという、
  自信の無さからくる恐怖と焦りの気持ち。
4.アメリカからの強い要求に、断り切れない軟弱な気持ち、またはへつらい。

この4つが揃ってしまったのが、今の安倍内閣だと思える。
これまでの歴代の内閣ではさすがに、こんな法案ができればうれしいなとは思うけれど、
あまりに法案が下品で露骨すぎて、恥ずかしくて本気では出せない。
それに、とてもじゃないが国会を通すことは不可能だろう。
そう思って、控えてきたのだろうと思う。
とろろが今は、とうとう最悪の時期を迎えてしまったらしい。

しかし、この法案が無理矢理可決されることがあっても、
こんな矛盾だらけ穴だらけの中身で、こんな強引なやり方で通そうとする法案は、
必ずどこかで破綻する。そう信じている。
その時に備えて、この法の問題点を学び、できるだけ反対の意見を表明し、
表現の自由を守る仲間と連帯することだと思う。

選挙区の議員に反対のメールやファクスも送った。
神保さんのビデオニュースもしつこく取り上げている。
http://www.videonews.com/
ネット上でもたくさんの人がブログなどで反対を表明している。
こちらもいっしょになって、あきらめずに反対し続けようと思っている。




騙されたがる日本国民
先日、孫崎享さんと糸数慶子さんの講演会を聞きに行った。
と言うより、少しだけお手伝いに行った。
タイトルは、
「集団的自衛権の正体 ~いったい何を衛るつもりなんだろう?」

孫崎さんはいつも大切な話を分かりやすく話してくれる。
その話の中で、特に腑に落ちた言葉があった。
「日本国民は騙されたいと思っている。」
前にもどこかでこの言葉を見かけたと思う。
でも今日は、特に心に残った。

「TPPにしろ、防衛問題にしろ、分かりきったことで国民が騙されるのは、
国民自身が騙されたいと思っているからである。」
孫崎さんの分析だ。
なるほど、そうかそういうことか。
騙してもらって、それを信じようとすれば、
自分で悩んだり考えなくて済むし、他人のせいにもできる。
それあ楽でいい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(きっと、こういうこと)
国民:
TPPに入ったら、アメリカに無茶苦茶されるんちゃうの?
阿倍:
米などの重要品目は、交渉から除外します。他も厳しく交渉します。
国民:
ほんまかな。大丈夫かな。
阿倍:
私は嘘はつきません。大丈夫です。
国民:
首相がそう言うんやったら、間違いないやろ。そう思うとこ。

もう任せたんやから、心配してもしゃあない。考えるの止めた。

TPPの問題はもう関係ない。こっちは日々の生活の方が大事や。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(少し前にもあった。)
国民:
福島の原発がえらいことになった。大変や。
野田:
ご安心下さい。原発事故は収束しました。
国民:
なんぼなんでも、そんな早うに終わらんやろ。

でも、そない言うんやったら、ちょっとはましになったかな。

ほんまに収束したのかもしれんな。そう思いたいな。

やっぱり、収束したんや。そう思た方が楽や。

他にもいろいろ問題があるし、もう原発のことは考えんとこ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(もう1つ。)
阿倍:
原発の汚染水は完全にコントロールしています。
心配せずに、オリンピックでお祭りしましょう。
国民:
なんぼなんでも、海へ流れ出る水はコントロールできんやろ。

でも、IOCがOK出したんやから大丈夫かな。

国際的に認められたんやから、絶対大丈夫。そう思とこ。

そんなこと心配するより、祭りや、祭りや、オリンピックや!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目の前に、なんとかしなければならない不都合な事実がある。
それを解決するため、進んで取り組むのは面倒だ。
それに、自分の立場が悪くなる事もありうる。
できれば知らんふりをしていたい。
さりとて、何もしないと自責の念が湧く。
そこで便利なのが、お上が発表する嘘の情報。
その嘘を抱きしめて、いい訳とする。
「政府が発表したから、マスコミが言ってたから、・・・
 自分は悪くなかった。しょうがなかった。悪いのは騙した奴らだ。」

この日本国民の特性を支配者は知っていて、馬鹿みたいな嘘でも平気でつく。
マスコミも、恥とも思わず嘘を垂れ流すことを生業とする。
アメリカはこの日本人の特性を熟知している。
「日本人のこの特性が変わらない限り、日本支配は安泰だ。」

騙されたがりの人々の群れが、
「騙されているばかりだと、自分たちは滅んでしまう。」
そう気がつくまで、いつまで待てばいいのだろうか。
でも、そんなに遠くではないのだろうと思う。
騙す方は、騙し方がだんだん荒っぽくなっているし、
騙される側もそんなに呑気にしている余裕はないはずだ。

それまで、騙されることのない人達は、
嘘には抗議し、嘘つきは排除し、嘘をつかない誠実な政治家を立て、
嘘の嫌いな仲間や活動と連携し、地道に行動するしかないのだろう。

「嘘で成り立つ日本国家」という、汚名を返上するために。


未熟な国民では、小沢一郎を総理には迎えられない
【2013年10月7日】
小沢一郎代表 定例記者会見

http://www.seikatsu1.jp/activity/20131007ozawa-interview.html

(要旨引用)

 朝日新聞 : 
TPPについて。自民党の西川公也TPP対策委員長が、米や麦などの重要5品目の関税交渉について、交渉のテーブルに乗せることを容認する考えを示した。
この方針転換を、生活の党としてはどのように見るか。

 小沢代表 :
方針転換では、ないんじゃないですか。
もともとTPPに参加する以上は、アメリカが言ってたように「すべて例外なく」ということな わけですから、選挙の時に国民皆さんに喋ってたことが、選挙用だった、
ということでしかないのではないかと思います。

 朝日新聞 : 
先ほどのTPPに関連して。
(自民党の)選挙用の国民に向けた約束が,ほんとうではなかったということを仰ったが、 
この問題も原発汚染水などの問題を含めて、これから安倍政権にとってかなり難しい問題が噴出してくる一つの原因になるだろうと、御覧になっているだろうことを改めて(お聞かせください)。

 小沢代表 : 
地方をボツボツ歩いてますけれども、やはりその中でTPPあるいは消費税についての色んな話が出てきている。
私にとっては,今さら,という感じですけれども(苦笑)けっこう多く出されております。
しかしこれは、当初から分かりきってることでありまして、国民皆さんがその認識が甘かったというか、不足していたというか、あるいは今日(こんにち)の政府・自民党の色んな選挙戦術のなかで、
国民が甘く考えて選挙に臨んだということだろうと思います。
今、選挙で絶対多数を与えてしまった以上、政府・与党の考えどおり、外交も行政も動いていくわけですので、遅きに失してますけれども、やはりその権限を付託した国民自身が声を上げていく以外に、それを阻止する方法はないと思います。
国民のそういう背景がないと、野党がいくら主張してもですね、現実の力にはなりませんので、
そういう意味で、ぜひ、国民自身の自覚をもう一度求めたい。
そうしてもらいたいと思います。

(引用終わり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小沢一郎が有権者に対して、珍しく怒りを含んだ言い方で語った。
小沢一郎は本当に我慢強い人だ。
普通の人間なら、とっくに有権者を見放して引退するか、
自らを有権者のレベルに落として妥協してしまうか、どちらかだろう。
しかし、小沢一郎はまだ国民を信頼しているようだ。

私はこの夏、小沢一郎を体験した。
参院選挙の追っかけレポーターをやった。

DSC04288_convert_20131011125200.jpg

そこでの私の印象。
小沢さんは、佇まいがとても静かで、誠実な人。
オーラを強く感じるわけでももなく、
強面などという風評とは程遠く、
信頼できる一所懸命な人という感じだった。
話はわかりやすくて的を得ており、
聴く人を引き込む力があり、
とてもとても口下手とは言えない、素晴らしい演説だった。

今、私たちの周りを見渡してみて、
小沢一郎に匹敵する政治家は見当たらない。
間違いなく混迷した現在の日本にとって、
必要な唯一のリーダーである。

ただ残念なことに、私たち国民はまだ
誠実で能力のある政治家をいただくだけの能力がない。
せいぜい、安倍晋三よような嘘つきで無能な総理を
押し付けられるこしかできないのだろう。

まだ、どれだけの苦難を経験させられ
まだ、どれだけの犠牲を払わなければ、われわれ国民は成長しないのだろうか。

3年という数字は短すぎるのだろう。
それでも諦めずに、目覚めた少数の者から動き出すしかない。
もし小沢一郎総理には間に合わなくても、
その志を継ぐ者は、今もこれからも必ずいるはず。