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神戸の路地から
神戸の路地から、政治についてぼやいたり叫んだりするブログ
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日だまりの老犬           (加島一正)

Author:日だまりの老犬           (加島一正)
神戸の下町でちっちゃな塾を営んでいる、団塊じいさん。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができるような世の中にしたくて、がさごそと動く今日この頃。
心がける合い言葉は、「あきらめず、しなやかにしたたかに。」



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沖縄知事選挙は分かりやすい、迷わなくていい。
ふだん政治に無関心な人にとって、
どの地域のどんな首長選挙でも、
すぐに投票先を決めるのは難しいものです。
候補者がどんな人かよう分からんし、
どっちもエエこと言うてるから区別できんし、
自分にとってどっちが勝ったら得なのか判断できん。
というような具合で、
なかなかサクッと決められないものでございます。

でも今回は大丈夫。
もし私が沖縄県民であり支持政党なしのオッサンだったとしても、
今回の沖縄県知事選挙で投票先を決めるのは簡単であります。

【 決め方その1:笑顔で決めよう 】

顔を見て、話を聞いて、
どちらが信頼できそうかですぐに決められます。
人間って直感が大事、
今回は本能的な感覚だけで選んでも間違いのない選挙です。
どっちの笑顔が爽やかか、これだけでいけます。

玉城デニー 1

【 決め方その2:どっちが約束を守る人か 】

宜野湾市長選挙で給食費無料を掲げて当選した佐喜眞市長が、
市長になってから給食費を値上げしてしまったとか。
そして、沖縄にディズニーランドを呼ぶという大風呂敷を広げ、
その風呂敷はタンスの奥にしまい込んでしまいました。
それでもって「携帯電話値下げ」なんて、
沖縄県政で決められないような約束をどう信じろというのでしょうか。
かたや、玉城デニーさん、
民主党が掲げた公約を守ろうと抵抗して、政権党を追い出されてしまいました。
いまや、自由党というちっちゃなちっちゃな党の幹事長です。
どっちが約束を守る人か、一目瞭然ではござりませぬか。

玉城&佐喜眞

【 決め方その3:沖縄の未来はだれが決めるのか 】

「沖縄のことは沖縄の人達が決める。」これ地方自治の鉄則なり。
自民党や国の都合で沖縄の未来を決めるのは、民主主義ではありません。
まして、アメリカの都合など、沖縄が引き受ける筋合いなどありません。
アメリカ軍の基地をどうするか、それは沖縄県民が決めることです。

沖縄県庁
(沖縄県庁)

オール沖縄が支える玉城候補は、辺野古新基地建設に反対し、
沖縄の誇りと豊かさを県民と共に実現していこうとしています。
自公お抱えの佐喜眞候補は、辺野古新基地建設に触れず、
沖縄の行く末をまるまる安倍自民党に預けます。
そして、安倍自民党は沖縄と自国の未来をアメリカに捧げます。
どちらが沖縄の未来を明るくしていけるか、
これも簡単に選択しやすい問題です。

【 決め方その4:どちらが知事になった方が得か 】

どちらが勝った方が支持政党なしのオッサンにとって得か、
これはちょっと分かりにくいように思える問題ですが、ほんとは簡単。
一方的に押しつけられた今の酷い現状から考えるのではなく、
70年前の敗戦時に立ち返って考えてみることです。

もし、敗戦まもなくの沖縄県民に向かって、国にこう言われたとしましょう。
「これからアメリカ軍に基地を貸して、基地に依存した経済で行ききますか。」
「それとも、自分たちの力で経済を立て直して復興させて行きますか。」
どうでしょう。
おそらく、ほとんどの人は後者を選んだのではないですか。
そして、自力経済の方が遙かに沖縄は発展していたのではないででしょうか。
なので、国に蹂躙された今の状況で明日明後日の損得を考えるのではなく、
本来沖縄県の経済がどうあるべきかで考えるのが筋道です。

とは言っても確かに、
どちらにしても沖縄県は本土に比べてしんどい状況です。
今しばらくは辛抱して未来の豊かさを築いていくのか、
国からの補助金を頼って依存体質のままで未来への希望をあきらめるのか、
この選択だと思います。
沖縄の人は本土の人間より賢明です。
答えを簡単に出してくれると思っています。
そして、迷いなく選んでくれると思います。

沖縄の誇りを守り豊かさを共につくり上げていけるのは、
この美しい沖縄の自然を護っていけるのは、
どちらの候補者であるのかを。

沖縄の海1

【 注意:正義が勝つのは難しい 】

国家権力 対 沖縄の戦い。
正義は沖縄にありです。
マトモな国なら常に正義が勝ちます。
しかしながら、今の日本はマトモな国ではありません。
不正義の方が勝ち続けています。
それにもう1つの問題として、戦いの場において、
正しい側は正しいが故に動きがゆるみがちで、
不正の側はうしろ暗い故に必死で動きまわります。
常に正しき者は行動において劣ってしまうものです。
ゆめゆめ油断されずに活動されることを切に願っています。

また、沖縄県知事選挙は沖縄だけの戦いではなく、
これまで沖縄に全てを押しつけてきたヤマトンチュの贖罪の戦いでもあります。
勝利は沖縄ウチナンチュの勝利。
敗北は私たちヤマトンチュの敗北です。

日本の47都道府県一丸となって、共に闘いましょう。




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「初期・自民党、中期・自民党、後期・自民党」、そして「末期・自民党」
日本には永く商いを続けている老舗企業と、
永く人々から愛されている伝統の商品があります。
それら老舗企業や商品は伝統を守るために、
気づかれない形で時代に合わせながら進化しています。
変わらずあり続けるためには、人知れず変わり続けているわけです。

日本の政党の中にも老舗があります。
コロコロと党名が変わる中で、50年以上も名前が変わらないのは老舗と言っていいでしょう。
一番永く名前が変わらないのは「共産党」です。
ソ連共産党などの負のイメージを薄めるため、「日本共産党」とプチ改名していますが、
昨今の野党共闘への積極的参加など、老舗政党を守るための進化とも言えるでしょう。

公明党も1964年の結党以来、54年の歴史があります。
しかし、50年以上の歴史を持ちながら政教分離をするつもりもなく、
権力にしがみついて劣化していくその姿は、とても老舗政党とは言えません。

さあ、そこで問題なのは、
日本最大の政党「自由民主党(自民党)」です。

自民党ビル

1955年、自由党と日本民主党の保守合同以来この党名が国民に定着しました。
しかし、政党名は60年以上変わっていなくても、中身は驚くほど変身しています。
「自由民主党」から、「自由」と「民主」がなくなっているのですから、
この名前が使えない悪い冗談のような政党になっています。

ワタクシは一度も自民党を支持したことはないのですが、
この党には古くからの変わらない支持者がたくさんいます。
自民党の歴史から言って、ある意味それは理解できます。
しかし、その支持者の皆さんは、
自民党の名前は同じでも中身が違うことを分かっているのでしょうか。
それとも、劣化と変質に気がつかずに支持しているのでしょうか。

「自由民主党」60余年の歴史を、
ワタクシは独断と偏見でもって4つの時期に分けました。

【初期・創成期の自民党】初代:鳩山一郎~3代:岸信介

アメリカの占領下でいかに日本の独立を勝ち取るかを模索した、初代鳩山一郎。
そして本物の保守リベラリスト、2代石橋湛山。
しかし、何故かこの2人は短命に終わってしまいます。

鳩山一郎石橋湛山

そして、アメリカに服従することによって戦犯から逃れた、岸信介の登場となります。

岸1

これでいよいよ、憲法の上に安保条約、国会の上に日米合同委員会という、
アメリカの日本占領体制が完全に出来上がることになりました。

【中期・繁栄期の自民党】4代池田勇人~12代:竹下登

その後はアメリカからの自主独立などという願いは姿を消し、
池田勇人と佐藤栄作によって経済成長街道をまっしぐらに進みます。
途中、庶民の声を聞きながら政治をする本物の政治家田中角栄が表れ、
外交では自主独立路線に舵を取り、国内では地域格差解消に力を発揮します。

1.jpg

しかし、アメリカにロッキード事件を仕掛けられ、マスコミからの総攻撃で表舞台から消えます。
そして中曽根康弘の出現によって、アメリカの日本支配は完璧に仕上がりました。
社会党との共存「55年体制」に支えられ、安定成長の時代を過ごします。

【後期・混迷期の自民党】13代:宇野宗佑~18代:小渕恵三

海外では東西冷戦が終結し、国内ではバブル景気がはじけ低成長の時期を迎えます。
自民党政権の安定は崩れ、金権腐敗政治に対する国民の批判が高まりました。
自民党の旧態依然の体制に危機を感じ、保守本流の勢力が自民党から離れ出します。
1991年には小沢一郎が離党し、1993年には政権交代が起きました。
細川政権の誕生です。
激動する世界情勢の中で、自民党には適応する能力がないと露呈した時代です。

細川内閣1

【末期・滅亡期の自民党】19代:森喜郎~25代:安倍晋三

この時期から自民・公明の連立政権が当たり前の形になり、
公明党の票なくして自民党は成り立たなくなりました。
また、アメリカはこれまでの日本と共存する路線から変わり、
一方的に日本の富を吸い上げる「日本食い尽くし作戦」に転換します。
アメリカの手先である小泉純一郎と竹中平蔵は財界とマスコミの応援を受け、
何でもかんでも民営化にする新自由主義が猛威を振るうことになります。

小泉純1

やがて、小泉純一郎の詐欺マジックの夢から覚め、国が破壊されたことに気づいた国民は、
自民党政権の余りの酷さに怒り、民主党への政権交代を歓迎しました。
鳩山内閣の誕生です。

鳩山内閣2

しかし、喜びも束の間、
政権交代の立役者・小沢一郎への理不尽な集中攻撃と民主党内部の裏切りで、
失望した国民は再び自民党に政権を任せることにしてしまいます。

ここで再び登場したのが、史上最悪の安倍晋三政権です。

2017 6 安倍

反対勢力を粉砕した安倍政権は国民無視で独裁政権を確立していきます。
アメリカへの絶対服従を唯一の外交政策とし、国内ではカルト宗教勢力と組み、
国会も内閣も裁判所もマスコミも全て機能不全にしてしまいました。
民主主義という制度の破壊作業ほぼ完了です。

以上、我流自民党史、お粗末さまでした。

先日、杉田水脈さんとおっしゃる我が神戸出身の女性国会議員の発言に抗議して、
地方議員の方が自民党本部に抗議文を手渡しに行ったという出来事がありました。
その時、押し問答の末やっと警備員が抗議文を受け取ったとか。

自民党前2自民党前1

その時思いました。
「自民党は国民の声を聞くふりさえしなくなったんやなあ。」
「自民党は国民の25%位の支持があったら、それで大丈夫と思ってるんやなあ。」

今現在なに不自由なく豊かな生活を送っている、お金持ち仲間。
日本万歳!と叫ぶしか自分の存在を確認できない、こじれたウヨク仲間。
まず、安倍政権にはこれらの岩盤の支持者がいます。
その上に、日本の悪知恵を集めた最高の戦略チームによって、
情報操作で簡単にだませる情弱大衆をかき集めれば、もう盤石の25%獲得です。
他の人の話など聞く必要はない。
かつての自民党支持者さえ、うるさい奴はこの際不必要。
彼らはハッキリとそう思っています。

今の自民党員は、かつての隆盛を極めた時期の党員とはかけ離れてしまいました。
今の安倍自民党構成員は、
無知で恥知らずな宗教オカルトウヨク仲間、
安倍首相の腐敗臭を嗅ぎつけたハイエナ集団、
志も顔もない「政治家になりたい病」患者。
こんな人達です。

さあ、かつての繁栄期の自民党を支持していた皆さん、
混迷期の自民党でも支援してきた皆さん、
あなた方は今の【末期・自民党】を本気で支持しているのでしょうか。
もしあなた方が、お金持ちでもなくこじれたウヨクでもなければ、
なぜ昔のままに安倍政権を支持してしまっているのでしょうか。
不思議です。

もし、皆さんが繁栄期の自民党に思いを寄せたいのであれば、
今支持するべき政党は、小沢一郎の「自由党」です。

自由党発足

また、やっぱり保守勢力しか応援したくないと思うならば、
安倍自民党より共産党の方がよほど真っ当な「保守リベラル政党」です。
保守を自認する皆さま、よくよくお考え下されませ。
くれぐれも、誤って安倍自民党を応援することなく、選挙や政治から逃げることもなく、
これからも真性保守を見極め、保守の立場を貫き通して下さりませ。

とか何とか言っていても、
こんな声は自民党支持者には届かないだろうなあと思いながら、
それでもそれでもぼやかずにいられない、
猛暑真っ最中の今日この頃でございます。








この異常時に、安倍政権に取って代わる気がないんなら、政治家辞めた方がいいわ。
最近は例年にない異常な暑さが続くと思っていたら、

太陽3

なんのなんの、これは異常気象ではなく、
これからの通常気象になるのですよと言われてしまった。
えぇ、そしたら日本の気候風土は変わってしまったのですか。
これからは日本という国を考えるとき、
これまでの常識から離れて捉えなければならないと、
そういうことなのでございますね。

実は、気象だけでなく、
日本をこれまでの常識で捉えれなくなったことはたくさんあります。
その代表が日本の政治。
おまけに、気候の異常な変化には生活を変えることで何とか対応できますが、
異常な政治には対応不可能で、生活が壊れていくだけです。

いやぁ、この度の国会はムチャクチャでござりました。
恐るべし無敵艦隊、安倍晋三政権。
与野党の金魚の糞を引きずりながら、
日本の国会をムチャクチャにしよりました。

西日本を豪雨が襲う中での大宴会。

自民亭1

最終日には大雨に苦しむ国民の救済方法を横に置いて、
安倍政権率いる与党は国民が反対するカジノ法案を強行採決なされました。
これはもう、マトモな国のマトモな国会とは言えません。
「ボク達、民主主義なんて止めましたよ。」と高らかに宣言されてしまいました。
国会は機能を失ってしまったも同然です。
さすがにここまで来ると、冗談抜きで日本沈没間近です。

日本沈没

考えてみれば、
東北の津波と原発事故の大災害の後で、

津波福島原発

復興よりもお祭り優先。
オリンピック招致に、万歳!バンザイ!バンザ~イ!

オリンピック決定

この頃から「国民の生活なんぞ知ったことか。」と暴走し出し、
坂を転げるように、日本の政治の劣化が始まりました。

国民主権、平和主義、基本的人権の尊重など、憲法の3原則は無視。
立法・行政・司法の三権分立など面倒なんで、安倍官邸に一極集中。
外交はアメリカ服従と謙中・嫌韓・北朝鮮攻撃。
官僚の人事権は官邸が独占。
マスコミは寿司と脅しでやんわり懐柔。
刃向かう奴は秘密警察を使って容赦なし。
もう、国として完全にアウトです。
日本に敬意を持ってマトモに付き合ってくれる国は、いまや皆無です。
政治も経済も文化も教育もひとの心も、
ありとあらゆるものが、
政治の無能と腐敗によってどん底に向かっています。
地球の東の端、滅び行く小さな島国日本。
かつての「Japan as No1」の栄光はいまいずこ。

ところが、
見たくないモノは見ないという世界に誇るべき日本人の特性で、
東京・名古屋・大阪を中心に小金持ちの皆さんは日々楽しくお過ごしです。
おまけに、
最も敏感でなければならない政治家も、
事の重要さに気づいていないか、気づかないふりをしています。

政治家の皆さん、
大変お気の毒ですが、今は戦後最悪の異常時です。
もし皆さんがこのまま政治家でいたいなら、
大きな覚悟をお願いします。

カジノ法案採決のとき、
国民民主党が付帯決議を勝ち取るという戦略に出ましたが、
あれは平時の作戦では意味のある場合もあります。
しかし、今は異常時です。
1つの悪法案の毒をほんのちょっぴり薄めることより、
野党の意志を国民に伝え、野党の結束を国民に見せつけることを優先するべきです。
付帯決議など、与党の「金魚の糞政党」公明党や維新に任せておけばいいのです。
安倍首相は、「オレに従うか、逆らうか。」しか聞いてきません。
話合いや譲り合いなど、ハナからそんな考えは持っていません。
話合いで政治を進める時期はもう終わっています。

野党にとって、
かつてのような中途半端な位置はあり得ません。
安倍政権の暴政に苦しむ国民など見えないふりをして、
赤坂自民亭でいっしょになって楽しく飲み食いする。
それとも、国民に寄り添って、政治生命を賭けて安倍政権と闘う。
そのどちらかしかありません。
今この時点で、気楽な「ゆ党」暮らしで一生を終えようと考える政治家が居たら、
邪魔なので、今すぐ政治家を辞めてもらいたい。

異常な政治がこれからの通常になって国が崩壊してしまうか、
ここで踏ん張ってもう一度正常な国に戻していくか、
今が正念場だと思います。
腐敗が蔓延した安倍政権はもう誰にも立て直しなどできません。
政権から引きずり降ろし、立ち上がれないよう叩きのめして、
新しい政権を打ち立てるしか手段はありません。

野党の政治家と支援する人にお願いしたい。
巨大な政権と闘うには、こちらは塊にならなければ勝ち目はありません。
党や個人の都合などすっかり捨ててしまい、
嫌いな人間やかつてケンカした相手とも、
安倍政権を倒すためなら喜んで手を組んでやる。
党名など変わってもいい、自分の党が無くなってもいい、
心を同じにする人達が集まって大きく拡がっていけばいい。
今の政治の異常さを感じることができるなら、
それくらい、
政治家を名乗るならやってくれよ。
政治家を1人だけにはしない、
必ずいっしょにオレ達も歩いて行くから。
祈るような気持ちです。

まだ国は滅びていないし、
オレ達は、どっこい生きている。
気候は人間の力だけではどうにもならないけれど、
政治や国の将来は人間の力で変えられる。
そう信じていっしょに進みましょうや。






映画「タクシー運転手」で38年前の韓国を見た
あわや見逃しそうになっていて、どうしても見たかった映画を見た。
韓国映画「タクシー運転手」です。



やはり、重たかった。つらかった。
日本人の自分でさえこうなのだから、
ワタクシと同世代の韓国の人はどんな思いでこの映画を見たのだろうか、
想像がつかない。

描かれているのは、
1980年5月に起きた「光州事件」。
軍事独裁政権に抗議する光州市の一般人に対して行われた、
国軍兵士による無差別虐殺事件です。
このときワタクシは30過ぎ、
韓国の政治情勢にとても関心を持っており、
岩波書店の雑誌「世界」で連載されていた「韓国からの通信」を読み続けていました。

韓国からの通信

それは1973年5月号から1988年3月号にかけて連載され、
戒厳令下の緊迫する韓国の政情,民主化を求める知識人の動き,そして民衆の声を、
命がけで発信する報告でした。
そして、韓国と政情に深く関心を持っていたこの時期のワタクシに、
1973年に日本で起きた「金大中拉致事件」とこの「光州事件」は、
忘れられない強い衝撃を与えました。

38年経って、この映画で再び「光州事件」ど出会った今、
再び強い衝撃を受けてしまいました。
軍事独裁政権の戒厳令に反対してデモに参加した学生達。
戒厳群弾圧の酷さに抗議するため広場に集まった一般市民。
怪我をした同朋を助けに行こうとする女性・老人・こども達。
それをめがけて冷徹な銃弾を打ち込む、国軍の空挺部隊。
バタバタと倒れていく一般市民の群れ。
そして、ドイツ人記者と彼を運ぶ運転手を逃がすため、
命をかけて散っていったタクシー運転手達。

もし、その時30過ぎのワタシが、
のんびりした日本の神戸でなく韓国の光州に生まれ落ちていたら、
同じように軍事独裁政権に、死を覚悟して対峙できたか。
軽い気持ちで群れに参加して、思いがけなく死んでしまったか。
どこかで怯えて隠れていたか、真っ先に光州から逃げていたか。
弱虫のワタクシは考えるだけで怖い。

デモ参加者は約20万人、投入された空挺部隊の総兵力数は2万5千人。
死者・行方不明者220人以上、負傷者3000人以上。

光州事件1
光州事件タクシー

野党の中心である金大中氏には、首謀者として死刑が宣告された。
後に死刑から逃れた金大中氏が大統領になるのは、1997年。
光州事件の犠牲から17年の時を経て、
ようやく韓国に民主主義の灯がともった。

朝鮮半島の融和を実現した文在寅大統領は、
光州事件経験者であり金大中の弟子にあたる存在です。
韓国には闘争の歴史と、悲惨な犠牲と、
それを乗り越えてきた国民の強い意志があります。
この映画を見た後、やはり日本の国のことを振り返ってしまいした。
日本の方が韓国より優れている点はたくさんあるけれど、
先の戦争から70余年、
アメリカの占領の下でぬくぬくと金儲けだけをしてきた日本と比べ、
韓国は戦後歴史の重みが違います。

軽い気持ちで無知をさらしながら、
「嫌韓」や「嫌中」なんて言っている人は、
これからの東アジアの歴史の動きからは取り残されていきます。
「日本最高」を煽っている政府やマスコミに踊らされている間に、
世界からこんな風に評価されています。

過去の歴史を受け入れられない国。
アメリカベッタリで外交のできない国。
回りの国と仲良くできない国。
国民を大事にしない国。
まだまだ制度が未熟で半端な民主主義国。

そう言われても、返す言葉がありません。
アジアで世界で、日本という国があることを知ってもらうため、
とにかく、首相失格の安倍晋三を降ろし、
日本の文在寅大統領をワタクシ達で産み出しましょう。


自民・公明政権が続くこと。それはつまり、子供の虐待死を防ぐ法律は作らないこと。
ちょっと前になってしまいましたが、
自民党・公明党連合軍は選挙で勝ち続けています。
沖縄の名護市長選挙、新潟県知事選挙と、
あらゆる選挙テクニックを駆使して連続勝利を得ました。

名護市長選新潟県知事選

口惜しいが、彼らの選挙の上手さは認めざるをえません。
選挙に関する分析と計画準備、実行する組織力、
なり振り構わぬ選挙に対する執念と覚悟、
野党の選挙活動は与党の活動の足下にも及びません。
それに嘘や不正も上手に絡み合わせる熟練の技、
与党の候補者と選挙屋さんは本当に有能な職人達です。

しかしながら、
選挙の敗北の後でよく思うことがあるのです。
選挙の時はそれほど有能だった議員とそのブレインの職人達が、
当選の後にはどこで何をしているのでしょうか。
選挙区や比例区で他の人よりたくさん票をもらった訳ですから、
やるべき仕事は裏も表も山ほどあるはずでして、
必死のパッチで働いている姿がワタクシ達にも見えるはずです。

でも、何故かそんな活動を目にすることはありません。
選挙活動の時のあの行動力はどこへ行ったのでしょう。
さすがに、閣僚はテレビなどに顔を出しますし、
利権に群がる議員は悪い評判で顔が出て来たりしますが、
ヒラの議員さんはひっそりと群れの中に姿を隠している羊の如くです。
ヒラ議員なのに目立ちたがりの頑張り屋は、うちの山本太郎さん位のものです。

どうやら、
議員のお仕事は「選挙で勝つこと」のみで、
選挙後の本番の議員活動ではほとんど役割はないようです。
ヒラ議員の皆さまは当選が決まるやいなや、
新たなミッションとして次の選挙に向けての準備活動があるのみです。

なので、国会審議などまるでご関心はありません。
金や組織票を持っていない一般人民の願いなど、全然興味ありません。
彼らが永田町で何をしているかといえば、
次の選挙までの任期をミスなく無事平穏に過ごすことを生業としています。
自民党議員は生き残るために官邸のご意向を忖度し、
ひたすら恭順することしかありません。
公明党はもともと宗教団体であって政治団体ではないので、
基本的に選挙以外の政治活動をする気はないし、その能力もありません。
選挙の時はあれほど有能だった議員や職人集団が、
安倍晋三様のムチャクチャな政権運営に何の反応もないのも頷けます。

しかしながら、
真っ当に政治に期待をしている一般人民にとっては、
自民・公明の議員のこんな無責任さを許しておくわけにはいきません。
何とか彼らに取って代わって政権を担うことを目論み、
野党共闘を果たさねばならぬと、それぞれ頑張っているわけです。

ただ、その時ワタクシは、
「原発」や「消費税」や「米軍基地」などの大きな問題だけでなく、
日々の生活に繋がる法律の不備にも十分に目を向けるべきだと思っております。

例えば、5歳の女の子が悲惨な目に遭った事件です。
目黒虐待死「毎日新聞」
しかも、悲惨な虐待死はこの1件だけではありません。
少なくとも先進国と言われ、経済的にも豊かであるはずの日本の中で、
こんな事件が起こったことは政治と社会の怠慢だとしか思えません。
事件や事故を防ぐことはなかなか難しい事ではあります。
しかし、政治はこれを最小限に止めるために、あらゆる努力をしなければいけません。
成熟した民主主義国家とは、国民のいのちと生活を守ることを、
何より優先する国家だと思います。
法律の問題、保護施設の問題、役所の権限と人員の問題など、
ヨーロッパの福祉国家と比べると、日本は遙かに遅れています。
日本が先進福祉国家と同じ位の制度や施設や取り組み姿勢を準備していたら、
この事件は防がれたように思えてなりません。

しかし、自民・公明政権はこんな法律や制度に目も向けません。
私たちが願っている、国民のいのちと生活を守る身近な法案が、
国会審議の議題に入って来ることはありません。
安倍首相率いる官邸が通そうとする法案は、
利権に繋がるようなカジノ法、選挙の票に繋がる高度プロフェッショナル法、
はたまた、日本会議と手を組んで憲法を壊してしまう憲法改悪法など、
国民の誰も頼みなどしていない法案ばかりです。
その上、力ずくでムリヤリに通そうとしています。

そして、自民・公明の与党議員は官邸にベッタリ従うのみで、
国民のために自ら議員立法案を提出する気概など、サラサラありません。
彼らの頭の中にあるのは、次の選挙だけです。
彼らの頭の中には国民の姿はありません。
見えているのは、国民の手に持つ票と金だけです。
こんな今の政権では、
票や金に結びつかない法案はこれからもずっと放ったらかしです。

自民・公明政権が続くこと。
それはつまり、子供の虐待死を防ぐ法律はつくらないこと。
それはつまり、高校や大学への進学を援助する法律はつくらないことこと。
それはつまり、家庭を持ち子供を持つための補助をする法律はつくらないこと。
それはつまり、災害や犯罪被害にあった人を援助する法律はつくらないこと。
それはつまり、障害者や病弱な人の生活保障をする法律はつくらないこと。
それはつまり、1人親家庭や低収入の人の生活保障をする法律はつくらないこと。
それはつまり、国民の最低限の文化的生活を保障する法律はつくらないこと。
それはつまり、国民1人1人を大切にする法律はつくらないこと。
それはつまり、政治家の責任は果たさないということ。

その結果、
国民の生活に関心のない議員ばかりが選挙に勝ち続けている間に、
日本は理想の福祉国家からドンドンドンドン後退して行きました。
暮らしやすい優しく豊かな国から、
生きるのに苦しい心の貧しい国になってしまいました。
そして、小泉・竹中コンビの日本破壊政治から安倍独裁の狂暴政治を経て、
日本の品格と世界からの評価も下がり続ける一方です。
それでも、なんとかここで踏みとどまりたいものです。
自民・公明政権が進める政治と真反対の、暖かい政治をしたいものです。

で、野党連合に望みます。
「原発」や「消費税」や「米軍基地」などの重要課題への反対や、
腐敗政治の象徴のような森友・加計事件の追及を前に打ち出すのは当然です。
しかしそれだけでなく、
自民・公明政権によって破壊された身近な生活に目を向けてもらい、
自民・公明政権が代わればどんなに豊かで安心できる日本になるか、
それも強く訴えることにしたいと願ってます。

つまり、
ボンヤリと自公政権を支持している人達や、なんとなく選挙をサボっている人達に、
「お前達は政治が分かってないな。」とバカにするのではなく、
「お前達はもっと真剣に考えろよ。」と上から教えるのは控えて、
同じ立ち位置から、
「こっちへおいでよ。こっちの方が暮らしやすいと思うよ。」
「みんなでいっしょに、もっと豊かになろうよ。」
てな感じで、声をかける方がいいのではないのかな。
地震にも負けず、そんな風に思っている今日この頃でございます。






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